PART 3
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Wed./22th
前日まではBMXでマンハッタンを巡りましたが、今日は昼まではブラブラと歩いて巡るコースを選びました。っというのも、昼からは映画を観る予定にしていたので、映画館の周辺にBMXを長時間止めることをなるべく避けようと思ったからです。いい場所があれば構わないと思ったのですが、ホテルからそれほど遠くなかったので、確実に安全な方法を選びました。
21日夜のニュース画像っそして、実は昨晩TVでニュースを見てたら、「
ブルックリン・ブリッジに爆発物が仕掛けられた」っというニュースが大々的に報道されていてビックリ!実際はなかったようでしたが、橋は閉鎖され、厳重なテロ警戒レベルになっていたのでした。ここ数日ずっとBMXで走り回っていたヒロは全然そのことを知らなかったのです。(NYPDが多いなあ、とは思ってましたけど)
ブルックリン・ブリッジ閉鎖の模様もし一日違っていれば、初日の橋渡りはできなかったわけで、
改めて
ここがニューヨークであり、テロの標的だったんだと実感したのです。

宿泊先のホテル・ペンシルバニアの前に伸びる7th.Aveをまっすぐ北へ22ブロック、約1.7キロ歩くと、目指す映画館「Ziegfeld Theatre」のある54th.Stの角にぶつかります。そこまでは通勤で急ぐニューヨーカーと一緒に早歩きしたり、朝の準備に忙しい屋台のおじさんをウオッチングしたりしながら向かいました。
映画館の場所を確認したあと、近くのグリルででっかいパンケーキ2枚付きのいわゆる北米式朝食セットを。スクランブルエッグ、太くて短いぱりぱりソーセージ、そしてコーヒー。これが定番です。食べ終わってもまだ時間があったので映画館の脇でボーっとしていたら目の前にホットドッグ屋台が・・。おじさんが湯気の中でボイルしたてのホットドックを作っているのを見てたらどうしても食べたくなり・・・。すっかりホットドック病になりそうな勢いでミネラルウオーターとセットでかぶりついちゃいました。

あとで聞いたらジーグフェルド前じゃ有名なんだってっ上映が始まるのが午後12時15分。
ただ待っているのも手持ちぶさたになり、再びひと回り。5ブロック北からは広大なセントラルパークが広がっているので、そこまで行って木陰でのんびり。もう翌日は帰国するのかと思うと、今回の旅の印象をあれこれ思い起こしてしまいました。

楽しみにしていた映画はスターウオーズエピソード2。北米では映画のチケットは
前もってインターネットで購入できるのでカンタン、そして安いっ。もちろん日本語字幕はナシでしたが、スターウオーズ世代の一人としては大満足!上映前に一緒に待った若者は既に5〜6回見てるとか。ダウンタウンにある映画館は混んでいるのでジーグフェルドまで来たそうです。とにもかくもSWファンは国境なんて関係ナシっ(^_-)
当時はまだ日本未公開だったSW EpisodeUっっ
チケットの半券っ
NYの旅もいよいよ佳境へ。
マンハッタンを走ったあとはマンハッタンを「飛びます!」
ジーグフェルドから一度ホテルに帰り、フロントにあるツアーデスクにてヘリツアーを予約してのは午後4時ごろでした。もちろんこの時期は午後7時でもまだ明るいので、日本と比べて一日が長く感じます。マンハッタンを空から眺めると、実は茶色っぽいっ予約したのは12th.Ave沿いのLiberty Helicopter Toursです。コースは3つあるうちの2番目に長いBig Appleと呼ばれるコース。BMXでW 30th St.との角を目指しました。
オフィスに着いてチェックインすると、フライトまで待ちます。名前を呼ばれてセキュリティチェックを済ませてローターのヒュンヒュン鳴っているアメリカンブルーのヘリへ。一人参加なので、助手席に座ったヒロは、一気に
マンハッタンの空へ飛び立ちました。
ヘリポートを出発すると、まっすぐに南へ。リバティ島を目指します。左にポッカリ空いた大きな穴、グラウンド・ゼロが見えてくると、規模の大きさが分かりました。パイロットは「是非、見てくれ!」とインカムから訴えたっTVで見るよりずっとずっとつらくなる大きな穴でした。そしてようやく傾きかけた太陽の方角に、リバティ島のシルエットが見えてきました。
女神像の上空を一周して再びハドソン川沿いに北へ。エンパイア・ステート・ビルディングの上には早くも満月が出ていて、女神さま、空から失礼しますっ(^^ゞマンハッタン島をじっくり眺めているようでした。時間にして約15分のフライトは、パイロットがインカム越しにガイドもしてくれます。テロ警戒で、ビデオ撮影はもちろん、自前カメラも撮影禁止でしたが、今まで参加したヘリツアーは全て自然景観だったので、摩天楼のシティヘリツアーがとても新鮮に感じることができました。

ヘリから降りたあとは、ヘリをバックに記念撮影。
これも料金に含まれていました。オフィスに戻り、クルーたちに挨拶をしてBMXを12th Ave.沿いにサイクリングさせながら余韻にひたっていると、にわかにココロゆさぶるものが・・。「
もう一度飛びたいっ」、、、う〜ん、でも予算が・・・たまにはババーンと!っと、空母イントレピッドが停泊する場所まで来てから、BMXを180度反転っ、再びオフィスに戻って予約しちゃったのです。
地球はやっぱり丸かったっ
この夜の最終フライト時間を確認し、最長コース名であるNewYork NewYorkを予約してから、オフィスの外で夕暮れに染まっていくマンハッタンを眺めました。夜間の撮影は指定されたカメラ(写るんです)ではムリなので、自分の目で、この四日間を確かめるようにニューヨークを見つめようと思い、その時を待ちました。夕暮れに向かって飛ぶヘリが、マンハッタンの景色にとてもマッチしていて映画のワンシーンになっているのは言うまでもありません。
全てが同じ色に染まってくる頃、この日の最終フライトNewYork,NewYorkが始まりました。10分もしないうちに街はすっかりスターダストの大集団に生まれかわり、ヘリはロウワーマンハッタンの脇を抜けたあとりバティ島を抜け、ブルックリン・ブリッジのそばで周回したあと、そのまま向きを北にしてヤンキースタディアムまで。ナイター照明に浮かぶ天然芝がまぶしく輝いていました。The NewYork, NewYork Take off!!

2002年5月現在では、自由の女神内部や、証券取引所、国連本部、そしてこのヘリツアーなど、観光という形では制約がとても多かったのは事実です。でも、この夜のヘリツアーだけは、自分の目だけで、じっくりNYを見れたことにとても満足しています。あの時のあの街が、ただ美しい夜の夜景だけでなく、心に何か訴えてくるような気持ちを与えてくれました。何千人もの犠牲者を出してまだ8ヶ月しか経ってないNYが、ヒロに見せてくれたのは、どんなつらい事が起きても
がんばっているんだゾーっっという「勇気」だったのかもしれません。


                  PART4へ!!
潮風と夕焼けがサイコーのひとときっ
インターネットから映画のチケットを事前に購入しておくと、混雑する上映の場合はとても便利だ。料金は$10に手数料$1を加えた値段のみ。当日は窓口に言って予約ナンバーを伝えるか、Box office machineという自販機みたいなものに、決済したクレジットカードを入れるだけでよい。日本も早く導入してほしいと思った。今回利用したのはムービーフォンというサイト。北米主要都市で上映される映画を取り扱う。


リバティヘリコプターツアーズの料金は、ビッグアップルコースが15分で$94、ニューヨークニューヨークコースが20分で$155(2002年5月現在)観光ツアーの中ではヘリツアーはどうしても料金的に割高感があるが、日本国内だったら数倍はする内容だと思うと、やっぱり利用しないテはないと思う。リバティはこのほかにも、サークルラインのフェリーとのセットなどコースは多種多様だ。
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